勝手気ままなBike Touringの記録

[ No.8:‘大雨なんか怖くない’ - 千葉県内房方面 - (2007年11月10日(土))]

 


 

 

前回、前々回と連続してツーリングに行った連中と、このメンバーでは年内最後のツーリングです。

メンバーのひとり(A)が12月に結婚する(なのにこの時期ツーリング行って大丈夫なのか?(笑))ので、日程的にもこれが年内最後になると思います。

ちなみに(A)曰く、

  「これから泊まりは厳しいなぁ...。」

まぁしばらくはじっとガマンするしかないでしょう。(笑)

 

今回のコースは内房〜南房総〜養老渓谷を廻るルート。

企画者(S)によると、なんでも‘培倶人’のパクリらしい。オマケに集合場所は‘海ほたるPA’だそうです。いきなり海の上かい?(笑)

 

コースをさらっとなぞってみ ました。(右図参照)

 ・自宅から集合場所の海ほたるPAまで約75km強

 ・ツーリングコースが約140km

 ・解散場所から自宅までが100km弱

合計で約315km強、そのうち連んで走るのは半分以下と云うふざけたコースです。でもメンバーの居住地がバラバラだから仕方ない...。(笑)

 

そして、ツーリングと云えば天気が気になるところ。

その週の前半の天気予報では、曇り一時雨で降水確率は40%くらい、「雨かなぁ...。」と少し心配する程度でした。ところが当日に近づくに連れて降水確率が鰻登り、その数値は前日には80%まで達してしまいました。

なんでも、前回不参加だったヤツ(幹事のS)がもっぱら雨男らしいのですが、今回はそれを見事に証明してくれたワケです 。

そんなワケで、降水確率からしても雨は免れない。

いちおう、‘中止の場合はam7:00前くらいまでに連絡を。’と頼んでおいたのですが、でも誰も「止めよう」と云 ってこない。タフなのかバカなのか...。ヤレヤレ ┐(´ー`)┌

 

(当初の予定コース)

 

 

 


 

 

 

そして当日。

 

朝から雨、...って云うか前夜遅くからの雨が降り続いてます。なのに誰からも‘止めよう’と云う連絡は来ません。自分もしません。(笑)

こうなったら雨対策をバッチリ決めて出発、集合場所の海ほたるPAに向かうしかないです。なんと云うチャレンジャー...。

国道4号から首都高に乗り湾岸経由でアクアラインに。

大雨の湾岸線は恐ろしいのひと言。

ただでさえ雨が強いのに、トラックの巻き上げる大量の水しぶきのおかげで視界が効かず、まるで台風直撃暴風雨圏内をバイクで突っ走っている気分です。雨天時のMotoGPライダー達もこんな気分なのだろうか?と考えてしまいました。(ぉぃ

 

湾岸線からアクアラインへ。

海底トンネルに入ると、まるで‘台風の目’の様に静か、そして暖かい。(笑)

排ガスっぽい臭いさえガマンすれば、こんなに快適な高速道路は他にはない気さえして来ます。

 

ふと気がつくと、後ろにもう1台バイクがついて来ます。自分のことは棚に上げて

 ‘物好きなヤツがいるもんだな...。’

と思ってたら、ツーリング仲間(K)のZZRでした。

 ‘なんだ、身内かよ...。’

と苦笑いしながら 少し安堵感と云うか連帯感。(笑)

 

2台連んで走っていると‘海ほたるPAまで3km’の標識が視界に入って来ました。

この日きっての‘快適なツーリング’はわずか10分足らずで終わってしまい、海底トンネル区間が終わるとそこはまぎれもなく東京湾のど真ん中、風速10mの風が容赦なく雨を叩きつける人工の島です。

地上(海上?)に出てすぐに海ほたるPAへバイクを乗り入れます。

 

 

 

 

 

案内係のオジサンに誘導されバイク専用駐車場にバイクを停めます。

他には1台もありません、当たり前ですね。

 

ヘルメットを脱いでいると、観光バスに乗って訪れた団体の方々からの、まるでUFOから降り立ったE.T.を見るような驚異(と云うよりも冷ややかな)視線を感じます。

  ‘どうせオレ達はバカだよ。(笑)’

確かにこの大雨の中をバイクで訪れるなんて、一般人の皆様には理解し難いことでしょう。もちろん自分も理解し難いです。(ぉぃぉぃ

 

 

 

 

 

PA内にある、既にX'masのイルミネーションが飾られたスタバで 、‘本日のコーヒー(S)’を頼み、(K)と共に(A)と(S)が到着するのを待ちます。

スタバは観光客でかなり混雑してます。これだけの雨だし、外には出られないから仕方ないでしょう。

まわりの普通にカジュアルな方々に比べてこっちは雨天対策バッチリ装備、いくら濡れたレインスーツを脱いでいるとは云え、 お店の雰囲気に対して、自分たちだけどうも場違いなのは間違いないようです。

 

 

しばらく待つと残りの2人も到着。彼らもトンネルに入るころに偶然合流したらしいです。

これで、場違い軍団が全員揃いました。

 

窓の外には鉛色の海が広がっています。

そして景色らしいものは何も見えません。

気がつくと、1時間以上もスタバに滞っていいます。このままここで解散かぁ?

‘死ぬほど魚が食える’

が売り文句で決まった今回のツーリング、ここでジッとしてても空しいだけなので、とりあえずお食事処 ばんやまで行ってみることに。海ほたるからばんやまで50km弱、そのうち90%以上が高速区間だから、雨が降っていなければ30分強位で十分に行けるはずです 、降ってなければね...。

 

どう考えたって

 

 ‘さあて、走るかぁ〜っ!’

 

って気分にはなれません。この時点で既に惰性モードです。

そんな空気の中、既に(気分的に)重い足を引きずってバイク専用駐車場へ。

支度を始めると、雨対策バッチリ...のはずが、レイングローブがしっとり濡れています。防水じゃなかったのか?これ、と思うくらい濡れてしまってます。おかしい、ナゼだ?RSタイチさん!

 

 

 

 

海ほたるPAを出発、おバカな連中が4台連なって雨のアクアラインを走りますが、2輪どころか4輪の通行さえほとんどないアクアラインはほぼ独占状態。

しかし景色を楽しむ余裕もなくただひたすら走るだけです。そして冷たい雨が視界を遮ります。

出発前にシールド撥水剤&曇り止めを施したのにナゼかほとんどその効果がありません。特にシールド撥水剤は(塗り方がヘタなことは棚に上げて)ほとんどダマされた気分です。

そしてさらに、海ほたるPAを出発する時にはまだ‘しっとり’だったレイングローブが、走っているうちにかなり水気を吸い込んできました。ドライマスターのおかげか、びちょびちょと云う感じではないし冷えてこないのがせめてもの救いだけど、でもかなり不快なことは確かです。

 

 

 

 

曇りがちのシールドと雨と濡れきったレイングローブにガマンしながらひたすら走り、11:00過ぎにばんやに到着。

漁港に面した駐車場にバイクを停めます。さすが漁協直営です。

バイクを停める場所に屋根が欲しいけど、まわりを見渡してもそれらしきものはどこにもないので素直にあきらめます。

 

それにしても、海ほたるPAからばんやまで1時間もかかっていないはずなのに、かなりの距離を走ったような気がします。すでに疲れてきているのだろうか...。

 

ばんやの店内に入るとテーブル席を案内され ました。ホントは座敷の方が良かったんだけど、きっと濡れネズミ状態の4人を見て決めたんでしょう。

それにしてもまだ11:00過ぎだというのにかなりのお客さんの数、お昼頃に来ると順番待ちの列が並ぶほどの人気らしいです。

 

メニューの数と云うか、魚の種類が豊富でそれなりに迷います。

中には初めて見るメニュー(魚の名前?)もあるが、チャレンジする勇気はありません。(けっこう小心者。(笑))

ちなみに基本的には単品メニューだけど、‘+\260’で定食(ご飯、味噌汁、漬け物)が追加できるそうです。

で、4人がそれぞれ好みのメニューをオーダー。

 

 

 

 

 

(Kz)のオーダは‘なめろう’、実は初めて見ました。(汗)

アジのたたきに味噌、薬味(ネギや生姜など)を混ぜたものらしいです。

 

(A)のオーダは純粋な?‘アジのたたき’

 

 

 

 

(S)のオーダは‘カサゴの煮付け’ かなり大きいカサゴです。

 

そして自分は朝捕り¥850寿司。激うまっ!

 

 

 

 

 

そしてカツオのアラ煮。

かなり大きなお皿に山盛りで出てきました。確かにアラ煮です。ちなみにこれで¥520。

見た目はともかく、食ってみるとこれが美味しい。

先に出てきた寿司を食い終わりかけていたのだが、どうしてもご飯が食べたくなり、定食(ご飯、味噌汁、漬け物)を追加で頼んで、ご飯を(A)を半分ずつ食 べました。

 

いくら朝食抜きでここまでやってきたとは云え食い過ぎです。

それでも腹一杯だと云うのに天ぷら盛り合わせとか、まわりのお客さんが頼んでいるメニューが妙に気になります。ん〜これはもう一度リベンジすべきか?

 

それにしてもお客さんがひっきりなしに訪れます。ときどき順番待ちが並ぶほどです。

メニューがメニューだからそんなに慌てて食うモノでもない、だから余計に混みます。

運転しないオッチャン達はビールだのサワーだの、まだお昼前だというのに...。(笑)

 

 

 

 

美味しい魚料理が食べ終わって、給茶器のお茶(これがナゼか美味しく感じてしまうところが淋しい...。)を飲みながら、この後どうするか対策会議が始まりました。

もちろん当初の‘培倶人コース’はさっさと中止の決定が下されています。

 

とりあえず来た道を引き返して通りがかりに見た看板を頼りに、温泉を目指すことに。雨で冷え切った身体には温泉が天国になること間違いなしです。

 

 

相変わらず降りしきる雨の中、ばんやを出発。

さっき(海ほたるにいた頃)に比べれば少しは小降りになったようですが、たぶん気のせいでしょう。

 

(変更後、実際に走ったコース)

 

 

 

 

途中で(K)のZZRに給油(館山道を走っている最中にガス欠になりリザーブに切り替えてた。) する時間を含めても30分も走らないうちに見つけたのが、富津市金谷にある‘天然温泉海辺の湯’、どうやら‘漁師料理かなや’の2階が温泉のようですが、外見はおもいっきりローカル色丸出し、どう見たって海産物土産物屋が‘業務拡大’で温泉を始めたと云った装いです。

 

 

そのローカル色豊かな雰囲気につつまれた建物の入口で、レインスーツやらオーバーパンツやらを脱いで施設内に入ります。

入り口の脇でイカを焼いて売っていた(買う客は誰もいない。)お店の人らしき方達に、脱皮作業をジッと見られるがそんなのはお構いなしです。濡れたままのカッコで店内に入るより良いでしょ?

ちなみに入浴料¥800はまぁまぁの値段...、なんでどうでも良いから早く温泉に浸かるんだオレたちは!

 

お風呂に入ってみると、これが実は予想外に当たりの温泉でした。

外見からは全く想像できないくらいに施設全体がキレイで、出来て間もないのかとにかく居心地が良い。

おまけにお客さんの数も、天気のせいかそれとも知名度が低いせいか知らないけど、あまり多くなくてゆったりしています。

 

湯船は内湯、露天、それにサウナ。特に凝った造りと云うワケでもなく、シンプルなお風呂です。そして温泉の水質は褐色の炭酸水温泉、まるでコーヒーか烏龍茶のお風呂みたいな色です。

ガラス越しに東京湾が一望できるお風呂で、天気が良ければ海の向こうに三浦半島とか見えるんだろうなぁ...。

でも今日はやっぱり鉛色の景色が窓いっぱいに広がるだけ です。

 

お風呂に入ったのが13:00過ぎくらい。未だかつてこんな時間にお風呂に入るなんて未体験だから、そりゃもうのんびりしまくりで、お風呂だけで1時間、湯上がりの‘まったり’でさらに1時間近く過ごしてしまいました。

のんびり過ごしたと云うよりも、バイクに跨る決意がなかなかできないと云うのが本音だけど。(笑)

ちなみにここはお食事処もあるようだが、ばんやの挑戦に胃袋が玉砕した直後と云うこともあり全くの未調査です。

 

ローカル色豊かな‘天然温泉海辺の湯

 

 

 

 

ノンビリしている間も雨は容赦なく降り続けていますが、出発しなければ...。いつまでもここに居続けるワケにもいきません。

当然ながら帰宅する方向に走ることなるのですが、せっかく房総まできたのだから...と云うよりも、かなり思いつきで通りがかり(少しだけ回り道)の富津岬を目指すことに。雨の中をわざわざ岬に行ってもしょうがない気もしますが...。

 

レイングローブは既にびっしょり×3で、ギュッと絞ると水がしたたり落ちるほど水分を含んでしまっています。(って云うか普通グローブ絞らないか。)

こうなったらスペアで持って行ったグローブ(これがスキーグローブなのさ。)を使うことに。どれだけ直接かかる雨に耐えられるか不明だけど、それでも‘水がしたたる’レイングローブよりはかなりマシなはず。

 

交換したグローブがやけに暖かく感じます。

  ‘あぁ、やっぱりグローブはこうでなくちゃ...。’

そんなことを考えながら、レインギアを着込んで降り続ける雨の中をようやく出発です。

 

 

 

 

アヤシイ連中...。

 

ただ真っ直ぐ帰るのはあまりにも淋しい。

せっかく房総まできたのだから...と云うよりも、かなり思いつきで通りがかり(少しだけ回り道)の富津岬を目指すことに。

雨の中を岬に行ってもしょうがない気もしますが...。

 

雨は相変わらず降り続いているけど少し小降りになった様子です。

温泉で暖まった身体と交換したグローブのおかげで、あまり不快な思いをせず走ることができます。ちょっと安心...。

 

 

どのくらい走ったのでしょう?

たぶん、1時間に満たないくらい走ったところで、富津岬に到着。

 

富津岬は何年ぶりだろう?

こんな日だし、誰もいないだろうな...と思ったら甘い甘い。

カップルで訪れたと思われるクルマが数台、お互いジャマをしない程度に離れて駐車場に停まっています。

駐車場から(鉛色の)東京湾が見渡せるワケだけど、そこに濡れネズミのバイク集団が現れたんだから、迷惑以外のなんでもありません。(笑)

 

 

 

 

小降りになったとは云っても鉛色の空から雨が落ちてくるのでヘルメットも取らず辺りをウロウロ。

 ‘こんな雨の日にバカじゃねぇの?’

と云う声が後ろから聞こえて来そうだけど、そんなのは全くお構いなし。(笑)

 

駐車場のすぐ前には東京湾を見渡す海岸線が広がります。晴れていれば対岸の三浦半島とかが見えてきっと良い景色なんだろうなぁ。でもこんな天気だし。

 

ヘルメットを被ったまま辺りをウロウロするのですが、雨が降ってるしすぐに飽きてしまいました。アホか?(笑)

それにしても、天気のおかげで「富津岬にやってきた。」と云う感じがまったくしません。

ここから家までは100km以上の距離があるのに、です。

距離感が雨に流されています。どうしてかなぁ?

 

時間は16:00になろうと云うところ。そろそろ帰宅しなければ...。

(S)と(A)は横浜と大田区なのでアクアライン経由で帰宅するそうです。そして(K)は浦安なので自分と途中まで同じルート。

 

解散前にとりあえず雨宿りが出来る建物を目指そう、と云うことになったのですが、途中にあった大きな建物は「富津公園ジャンボプール」の室内プール、とても濡れネズミ軍団が立ち寄るような所ではないのであきらめました。

ん〜どうしよう。

 

鉛色の空と東京湾、遠くに見えるのはどこのコンビナートだろう?

 

 

 

 

富津岬から5分位走り、セブンイレブンに寄り道です。

アクアラインを走った時と比べれば、今はあまり寒くないのがせめてもの救いです。これで寒かったらバイクを乗り捨てて電車で帰るところだ...と云うのはあり得ないけど。(笑)

 

ばんやでめいっぱい食ったせいか、お腹が全く空きませんが、その代わりにアラ煮のおかげで喉が渇きます。

あれ、(A)は小腹が空いたらしく何か食ってる。若いな...。

 

今日のツーリングは実質ここで解散。

袖ヶ浦ICまで4台連んで走り、そこで(ちょっとした不手際?があったけど)(S)と(A)がアクアラインへ。後で聞いた話では風がかなり強く走るのが大変だったそうです。

 

富津岬から地元まで約100kmをノンストップ、ひたすら国道16号を走 ります。勢いだけです。

(K)は穴川ICから高速へ。

千葉市内で渋滞をすり抜け柏を過ぎる頃にようやく雨があがり、家に着いたのが19:30ちょっと前。富津のコンビニを出発して約2時間だから途中混んでたワリにまぁまぁのペースか な。

 

結局ほぼ100%雨のツーリングとなりました、最初からわかってましたが。(笑)

走行距離は280km弱、レイングローブが予想外に濡れてしまったことを覗けば、思ったほど辛かったことは特になかった んだけど、やっぱり雨のツーリングは今イチかなぁ? 結果的には途中で引き返したワケだし、もう一度行ってみたいコースですね。

 

次(いつだろう?)は天気が良いことを期待しよう。

 

(翌日撮影)

 

 


 

 

 

 

(改版:2016/10/08

 

 

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