全日本ロードレース第3戦もてぎRd.
考えてみると、もてぎに足を運ぶのは去年のGood
Oldaysから約1年ぶり。以前は年に何度も足を運んだんだけど。
全日本は去年3月末の時はまだ‘普通の観客’だったから、今年のもてぎは少し新鮮だった気もする。何しろ今回は、ガレハラの搬入・ピット設営を手伝ったり、パドック(P3)まで車を入れチャリをパドックに持ち込んだり...。(笑)
チャリを持ち込めた(持ち込んだ)のは、原田さん、光矩くんに加えてスポット参戦した黒川さんの仮設ピットが第2パドックにあり、ガレハラの41番ピットからかなり離れていたから。
しかしこの第3戦もてぎは、応援する3人のライダーにとっては厳しいRd.になってしまった。
原田さんは、第2戦AP予選のハイサイド転倒でマシンは大破し原田さん自身も両脚にヒビと云うケガからの復帰戦、金曜のフリーこそ順調に進んだものの、土曜の予選ではマシンがブレると云うトラブルが出てタイムを詰める事が出来ず。
日曜の朝フリーでそのトラブルは改善され、決勝でも前半こそ良いペースで周回を重ね徐々にポジションもUPしたが、後半になって視野異常が起きてしまい最終ラップにリタイア。本人も危ないが回りにも迷惑は掛けられないと云う判断だが、鈴鹿でも同じような症状が起きていたはずなので心配だ。
原田さん本人はきついヘルメットを疑っているらしい。(メーカーはこれで大丈夫と云っているそうだが。)本当にヘルメットが原因と特定できれば良いが。
いずれにしても、一番悔しく、不安をかかえてしまっているのは原田さん本人だから、早く解決し次の菅生こそ気持ち良く走れることを祈るしかない。
光矩くんは、金曜のフリー2でペースダウンした他車に追突してケガを負ってしまい、土曜日の予選も10番手とタイムこそパッとしないと思ったら、‘使い込んだ中古タイヤ’で走っていたそうで、決勝も自信に満ちあふれ期待させてくれた。
しかし決勝では、スタート直後の2コーナーで他車の転倒に巻き込まれ転倒、レースは赤旗中断・再スタートとなるが、光矩車は修復後ピットから最後尾スタート。それでも12位まで順位を上げてゴールする走りを見せてくれたのが幸いだったが、走りが良かっただけにちょっと残念だったのも事実だ。
一番残念だったのは黒川さん。
「なんとかポイントが取れれば」と云う本人の目論み?とは裏腹に、借り物の中古マシン(元々は黒川さんのマシンだそうだが。)故いくつかのトラブルに見舞われ、それらがようやく解消され決勝を迎えたと思ったら、なんとブレーキトラブルが起きてしまい3周目の1コーナーをフル・スピードで突っ込むハメに。
月曜日に黒川さんがわざわざ電話をくれ、ホーム・ストレートを5速全開からフル・ブレーキ...がまったく効かず、そのまま直進して激突するよりはまだマシと云うとっさの判断で自ら転倒したと聞いた。右肩剥離骨折と云うケガを負ってしまった(しばらくの間固定するだけで良いらしい。)が、それだけで済んだのは不幸中の幸いと黒川さん本人も話していた。
でもやっぱり最後まで走りきる姿が見たかったなぁ...。
そんなこんなでなんだかスッキリしないレース・ウィークになってしまった。
一方、水曜日頃から体調を崩していたカミさんは、この週末「(この差は)いったいなんなの?」と云う位、ごく普通な感じに戻ってくれた。一時はもてぎ行きもあきらめなきゃかとも考えたけど、とりあえず安心と云うか、‘やっぱりな...’と云うか。でも今後も3週間おきにこんなことが繰り返されるとこっちも精神的に参ってきそう...。
そんな中で、分身1号は相変わらず親の云う事はスルーして自分の都合ばかり云うモンだから頭来て「もてぎには乗せていかない。自分で勝手に行け。」と突き放した。自分でレンタカーを借りて云ったようだが、帰路の途中で車内にキーを閉じ込めると云うマヌケさで、カミさん曰く「バチが当たったんだ」と。(笑)
光矩くんに「喧嘩したんですか?(笑)」と聞かれたので「ケンカなんかじゃないよ、あまりに甘ったれてるから突き放してやろうと思ってさ。」と話したら、「そうですね、良いんじゃないですか?(笑)」と甘ったれ他力本願を光矩くんにまで見抜かれているのには笑った。
分身2号はコイツもコイツで、金曜日夜に「夜中に帰ってくる様な事をするなよ」とクギを刺したにも関わらず朝5:00になっても帰って来ず、電話で「何やってんだ?」 ホントかどうかは知らないが「コンビニのPで寝てた。」
兄貴も兄貴だが次男も相変わらず小僧過ぎてあきれるばかりだ。
二人とももう少し精神的に自立できないものかと気を揉むばかりだが、きっと自分も奴らと同じ年の頃は親父やお袋に同じように思われていたのかと思うと、ちょっと複雑な気持ちも。(笑)
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