2013年9月

 

 

 

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■痛いなぁ...

2013年9月30日(月) 晴れ

 

事故から1週間が過ぎた。

折れた肋骨の痛みは特に変わらない。 そんなに簡単に治るワケないのは判ってるけど。(笑)

 

全日本の岡山Rd. J-GP2を走る関口太郎選手が決勝レース中にハイサイドで転倒、肋骨を10ヶ所骨折した上に、肺挫傷と手の一部を‘削って’しまうと云うケガを負ってしまったらしい。肺挫傷と云う名前は知っていたけど具体的に何なのか知らなかったので調べて見たら、「胸部の傷害により引き起こされる肺の外傷」だそうだが、一時は呼吸も辛かったらしい。自分も‘紙一重’だったと思うと改めて不幸中の幸いだったと思うのと同時に、関口選手の回復を願うばかりだ。

 

そもそも骨折と云うのはどうやって‘くっつく’のだろう?と云う素朴な疑問、‘PT’の分身1号に聞いても当を得ない答えしか返ってこない、知らないのかめんどくさいのかはわからないが。

ネットで調べて見ると、骨折の回復は3段階に分かれるらしい。

 

 

@炎症期:

損傷を受けた軟部組織や骨のかけら、内出血した血液等が免疫系の細胞によって取り除かれる。免疫細胞の活動と血流量の増加によって骨折部位の周囲が腫れて圧痛を生じる。炎症期は骨折後2〜3日で活動のピークを迎えるが、治まるまでには数週間がかかる。骨折した人が経験する初期の痛みのほとんどは炎症期のほとんどは炎症期のものである。

 

 

A修復期:

骨折から数日の内に始まり、数週間〜数ヶ月続く。修復された新しい骨は外仮骨と呼ばれ、この時期に形成される。仮骨は最初にできた時にはカルシウムを含まずゴムのように柔らかく弾力があり、X線画像にも映らない。この新しい骨は強さや安定性に欠けるため、修復期の間は容易に変形したり本来の位置からズレを生じる。3〜6週間後にはこの仮骨が石灰化し、硬く強くなってX線画像にも映るようになる。

 

 

Bリモデリング期:

骨が元の正常な状態に修復される時期は何ヶ月が続くが、この時期にかさばった外仮骨が少しずつ再吸収され強い骨に置き換わる。この段階ではその骨が本来持っている正常な形や構造が回復されて行き、この時期になると再び骨が骨折することはまず無い。ただし、再生中の骨に圧力をかけるなどすると、軽い痛みを感じることがある。

 

 

いくつかのサイトを読むと大凡こんな感じらしい。なるほどなぁ...と少し納得。

先週、整形に行ったときに先生は「完治まで2ヶ月だな」と云っていたけど、BMWのバイクに乗っているらしいレントゲン技師さんは「最初の1週間がガマンだね」みたいな事を云っていた。痛みが酷くて辛い、と云う程ではないけど、この痛みがいつまで続くんだろうか?ちゃんと治るんだろうか?と云う不安?心配があるのも事実で、ついいろいろ調べちゃうのは絶不調だった頃のカミさんと同じかもしれないな。(笑)

でもカミさんと違うのは、自分は「放っときゃ治る」ケガだし、まぁそのうち痛みも軽くなるだろうと気楽に思うしかないね。

 

 

 

 

■現実

2013年9月27日(金) 晴れ

 

 

 

夕べ、楽天がチーム創設9年目にしてリーグ優勝を果たした。

おめでとう。

開幕22連勝中の田中将大投手を最終回の抑えで投げさせるなんて星野監督も演出家だよなって思ったけど、田中投手もその演出にしっかり応えたというか魅せてくれ、最高にカッコイイ優勝の瞬間を演じたよ。(笑)

 

 

今日のちょうど昼休みにLIRICA TOKYOの正木さんから連絡があった。

ZZRは水曜の夜にLIRICAまで無事引き上げられたそうだが、正木さんがざっと見たところ、修理にはやっぱりかなりの費用がだろうとの事だった。

致命的なのがメーターが無いこと。(確かに現地に引き取りに行った時点でも見当たらなかった。)

パーツ代としても高いものだが、それ以上にメーターが無い=実装距離不明=修理しても車両の価値(評価)がグッと悪くなってしまうらしい。

それから、ハーネス類がいくつか切断されていて、話から推測する限りかなりの数のハーネスを交換しないとダメらしいし、ライトやハンドル周りも交換が必要で、走り出す迄に「最低限の修理」をしたとしても30諭吉は優に超えるだろうとのこと。

それにカウルなど外装を入れたら50諭吉以上は行くんじゃないか? 50諭吉をかけて修理したとしても、走行距離不明の問題で50諭吉の値(価値)がつかない、ショップ側からすればムダな修理と云うことになる。

その一方で、現状のままでも20諭吉程度で‘下取り’の値が付くらしい。このところの円安でこの手の車体でも海外のBuyerが買い取るらしく(‘ニコイチ’にでもするのか?)、中古車の平均相場まで上がってしまっているそうだ。

正木さんの云い方を整理すると、修理にかけるお金+現車の下取り費用を購入に回した方がよっぽど良いと云う事になる。

 

「パールメテオグレイ」のZZRは2006年型のみ、一説によればZZR1400発売記念限定カラーだけど、コストがかかるので最初の年だけで辞めてしまったカラーとも。それがすごく気に入っていて、同じカラーで同じ程度のマシンがあればまだ良いかもしれないけど、でも乗り換えるとなると気分的に 複雑。 所詮は機械なのに、どうしてこんなに愛着(愛情かも)が強いんだろう?と改めて思ってしまう。

また、自分のZZRと同等の車両の相場をみると、今でも80諭吉以上する。自分のが4年半前に約100諭吉で購入したことを考えると値下がりしてないように見えるが、これも円安で海外のBuyerが高値で購入する影響で中古車相場が上がってしまっているかららしい。

かと云って、他の(もう少し安い)マシンに乗り換えると云う気はまったく起きないし、ZZR以外なら乗りたくないと云っても過言じゃないような気さえしてくる。

 

とりあえず1〜2週間で修理見積もりを出してもらうことにはなっているけど、答えは自ずと決まっている気もする。ショップ側だって苦労して修理するより事故車を下取りして新たに販売した方が良いに決まってるし。

 

今のZZRを購入するときと同様に多少のローンを組めば、修理ではなく中古の車両を買い直すことができない事は無いけど、この話を聞くまでは‘アイツ’をちゃんと「修理して」乗る気満々でいたし、かといって確かに50万かけても元に戻るかもわからないと云う現実にも直面して、そんなことを考えていたら今日はかなり凹みモードになってしまった。

 

まぁ一番悪いのは事故った自分なんだけど。

相変わらず右脇〜背中は痛いけど、大きく生活に不自由している程ではないせいか、自分の身体の事よりもZZRのことで心が痛む。

ごめんよ...。

 

 

 

 

■調子に乗りすぎた訳では無い はず...

2013年9月25日(水)曇り時々雨

 

 

 

一昨日の黒川さん達と‘初’のツーリング。

結果から云うと、事故を起こしてしまい、皆さんにも相手の方にも迷惑をかけてしまった。それはとても後悔している。

そしてその代償は肋骨6本骨折という大きなものになってしまった。

 

事故の前後、特に事故の前30分くらいが記憶が消えているからなんとも云えないけど、どうやら下り左コーナーの進入でスピードを殺しきれず、リアブレーキ・ロックのあげく反対車線にはみ出し対向車の横っ腹に突っ込んだらしい。

気がついた時はたぶん道路のどこかで救急隊の人の世話になっていたと思う。黒川さんが何度も話しかけてくれ、同じ返事を繰り返していたらしいが、それはまったく覚えていない。まるで長男が事故った時と同じだ。

幸いだったのは相手方の人にケガが無かったことか。

 

自分の限界を超えた走り方をしていたのだろうか?

自分の限界を超えていたからスピードを落としきれなかったワケだろうけど、それと同時に一瞬の気の緩みというか緊張が途切れただろうか、とも思う。数年前の単独転倒も同じようなものだったけど、それと同じ事を繰り返してしまったと云うことか。自問自答の繰り返しだ。

記憶が残っているのは、初めての道だから場所の区別がつかないのもあるけど、黒川さん達の友達のラーメン家ようちゃんの前を通過したことははっきり覚えている。緩やかなワインディングをそこそこ?のペースで黒川さんに引っ張ってもらっていたのも覚えているけど、それがどの辺かはわからない。その時は今までの自分よりも早いペースだったのは確かだけど、それが無茶なスピードだった意識は、その時は無かった。

走りが気持ち良かったと云うか、そんな感じがしていた。今までのメンバやソロでの走りとは全く違うツーリング、もちろんワインディングに入った途端にあっという間において行かれたけど、ある意味ホントに‘走る’ツーリングは新鮮だった。繁さん、瀬下さん、そして黒川さんの走りを後ろから見ながら走るのも楽しかったし勉強にもなった。少なくとも3人ともサーキットをそれなりに走る人たちだけど、公道をガツガツ走る感じではなかったしごく自然な感じで走っていて、それに(頑張って)ついて行こうとしたら、いつの間にか自分もそこそこのペースになっていたけど、その時点ではムリしているつもりは無かったし、もちろん恐い思いをして走っているつもりも無かった。

でもその後に事故ったんだから、結果からすれば自分のコントロール域を超えた走りになってしまっていたんだろう。調子に乗りすぎていたのかもしれない。

 

‘その瞬間’を全く覚えてないから、幸か不幸か‘事故の瞬間が甦る’と云うような怖さも全くない。その一方で事故の原因も「客観的」には判っている。

ZZRは、購入したRILICA TOKYOに相談し引き取ってもらうことに。修理にどのくらいかかるかはわからないけど、そして家族、特にカミさんには相当な心配をかけたことは非常に申し訳ないと思うが、でも自分の気持ちは愛車ZZRをきちんと復活させたい、自分の身体と同じように。

 

でもまずは肋骨がきちんと治ることが第一だ...。

 

 

 

 

■案の定...

2013年9月17日(火)晴れ

 

 

 

昨日は台風18号が本州を縦断、近畿地方〜北海道にかけてあちこちで大雨による被害が出た。ニュースでは「特別警報」「数十年に一度の災害」と云う表現が使われたが、聞き慣れないせいか特に「数十年に〜」はピンとこない感じがした。確かに浸水の被害が酷かった福知山などは「数十年に一度」の被害だったんだろうけど。

 

台風が来る直前の土曜日は再び酷道352号ツーリング。新潟〜福島間はそこそこ良い天気で、そこそこ快適なツーリングだった。来週は黒川さん達とツーリング、どんなメンツでどんなツーリングなのかさっぱり予想が付かないけど、それも新鮮で良いかと。(笑)

 

さて、カミさんは木曜日の投与/診察以降、それまでの絶不調を台風が連れ去ったんじゃないかと云う位に調子を戻している。副作用を抑える薬が少し変わったのもあるだろうけど、それ以上に「気の持ちよう」で変わったんじゃないかと思える。 きっと主治医の先生も判ってるんだろうな。

まぁそれでも、落ち着いたというか調子を戻して楽になり笑顔が戻っただけ良しとしなきゃだ。

先週の今頃はまるで背後霊のような?顔だったからね。(笑)

 

 

 

 

■副作用

2013年9月12日(木) 晴れ

 

3月に始まった抗ガン剤投与。

最初の抗ガン剤(名前を忘れた)が3週間おきに4回。

2種類目(アブラキサンと云うヤツ)と3種類目(ハーセプチンと云うヤツ)の同時投与が、最初のヤツが終わった後にやはり3週間おきに4回。これが8月1日を最後に終わり、その後はハーセプチン単独でこれも3週間間隔で約半年強継続。

 

2種類目のアブラキサンと云う抗ガン剤がなかなかの‘強者’で、カミさんはかなり強い副作用に苦しめられ、それを抑えるためのステロイドにも苦しめられ、治療してるはずなのに状態が悪くなっている様な気さえしてくるような酷い副作用が現れた。

カミさんは、いつの頃からか、「投与(点滴)=強い副作用が辛い」、と云う方程式がインプットされてしまったようで、普通なら投与した後に副作用で調子を崩すのに、カミさんの場合は投与日が近づくと体調を崩し、投与日が過ぎると落ち着きを取り戻す、みたいな感じの繰り返しで、今日もまさにそんな感じ。

 

確かに副作用は辛いだろうし再発の恐怖もあるだろうから、前向きに考えられないことも理解できない事はないけど、どれだけ外野がフォローしても、本人が一度ネガティブ思考に 陥ってしまうと、もう何を云ってもダメ、どうにもならない...これって「鬱」と同じ状態と思えてくるし、こっちも「万策尽きた」じゃないけど、フォローのしようが無くなって気が滅入ってくる。

 

カミさんの場合、オレと違って昔から「楽天的思考が苦手」なのは知ってるけど、一度ネガティブ思考に入るとネガティブ大爆走状態、「もういい加減にしろよ!!」...って本人に向かっては間違っても云えないけど。

そしてきっと明日は(精神的に)復調するんだろうな。

 

 

 

 

■東京五輪再び

2013年9月9日(月)晴れ

 

 

 

2020年のオリンピック開催地は東京が選ばれた。スペイン、そしてトルコとの争いだったが、結果を見れば圧倒的な得票差で選ばれたらしい。

東京開催が決まったと云うことで、東京タワーは確か今週いっぱいスペシャルカラー...と云っても何回も見たことあるイルミネーションだけど。

正直、あまり実感が沸かないと云うか、「7年後」が、今は想像できない(する気がない)と云うのが正直な気持ち。別に腐ってるワケでも投げやりな気持ちでも無いけど。

それよりも、大震災の復興(復興と云うよりも救済が必要なのでは?)や、原発問題(エネルギー問題と云うべき?)の方が優先されるべき、流行言葉で言えば「いつやるの?」「今でしょ!」って云う気がして仕方ない。 それ以前に自分には直面する身内の問題があるけど。

 

「気持ちを切り替えて」とは云うけど、それが自分の思い通りに上手くコントロールできれば、気持ちが滅入ることもなくてすむだろうなぁ。

そんなことを考えながら、土曜日のようにほんのひとときでも没頭できることがあるから未だ良いけどね。

 

 

 

 

■メンテナンス

2013年9月7日(土)曇り

 

 

 

ホントは先週やりたかったバイクのメンテ、扁桃腺(土・日はまだその自覚がなかったけど。)にやられて終日寝ていたから、1週間遅れ今日実施。

購入以来約20,000kmも無交換だったプラグ。

約10,000km超で交換して以来だったエアフィルター

そして5月に黒川さんの所で交換してもらった以来のエンジンオイル。

 

エアフィルターとオイルの交換はそんなに大変じゃない(エアフィルターはカウルの脱着がめんどうだけど。)。面倒なのはプラグ交換、事前にネットで調べておいたから要領は判っていたけど、それでもなかなか手強いと云うか。

外したプラグは、思ったより濃い色をしていたけど、寿命かどうかは判らない。フィルターはパッと見た限りそれほど酷い汚れには見えないけど、でも10,000km以上走っているのは確かだし。

オイルは黒川さんの所で入れてもらったWAKO'S Prostageの5W-35と少し柔らかめ。ZZRに最適な粘度は何だろうと、いろいろ調べたり原田さんに聞いたり、その結果やっぱりカストロのPOWER1 RACING 10W-50に。もっと柔らかい方がパワーは出やすいけど、そもそもZZR1400で‘More Power’は不要でしょ、少なくとも自分の場合。それよりもエンジン保護の意味で10W-50を選んだ。

 

交換前はなんとなくアイドリングが不安定というか、落ち着かない感じだったので、今日のメンテで解消されれば良いなぁ。明日、乗れる時間があると良いけど雨かなぁ?

 

それにしても、カミさんの一喜一憂には少々マイッタ。

ネガティブ思考と云うのは前から知っていたけど、まったく...と思わざるを得ない所もあったりして、でも今の本人には云えないしなぁ...。早く抗ガン剤の副作用が治まってくれるのを待つしかないよなぁ。

 

 

 

 

■扁桃炎

2013年9月3日(火)晴れ

 

 

 

(先月は菅生観戦にも行ったのに、すごく忙しかったワケでもないのに、ナゼかあまり書かなかったな...。) 

 

昨日午後、うちからおおよそ15kmほど南東の越谷市〜野田市間を竜巻が襲い大きな被害が出た。

幸いにもこの辺では無かったので安心したけど、まさかこんな近くで...と云う思いもある。

 

昨日は朝少し遅れて出社、先週末から体調が思わしくなく、土日は寝て過ごしていたものの回復仕切らないままの出社だったので、途中であきらめて?帰宅し病院に行くことに。

北千住で電車を待っていたら、‘大袋駅付近で架線に付着物があったため...’とか何とかで20分も待つハメに。「調子悪いときにまったく...」と思ったけど、ちょうどその頃竜巻による被害が発生していたのを知ったのは病院の待合室...。

 

帰宅後とりあえず熱を測ったら39℃を超えている。「うへ、さっさと行こう」 病院でもういちど測ると40℃まであと0.1℃、「マジかよ...。」 ちと焦る。

診察の結果、完璧な扁桃腺炎、それもかなり酷いとのことで即点滴。その場で点滴なんて記憶に無いくらい。

前回がちょうど2ヶ月前だったので慢性の可能性もあるそうだ。「慢性?」と思って調べて見たら扁桃腺が弱ってるもしくは炎症が治まりきってない状態で、ウィルス等に負けやすく直ぐに炎症を起こす状態の事らしい。

「なるほどね...。」納得してる場合じゃない。点滴が終わり帰宅、その後も熱や怠さはなかなか治まらず、寝る時間になってようやく落ち着いてきた。

夕べは久々に大汗をかいて何度も着替え、朝イチでもう一度体温を測ったら今度は34.9℃、「なんだそりゃ?」状態。 熱によるものとは違う怠さがあったし、落ち着いたとは云えまだ喉の痛みもあるので今日はおとなしくしていたけど、それにしてもどうしてかなぁ?そんなにヘビーな日常生活を送っているつもりもないんだけど、夏バテなのかな?

とりあえずうがいを習慣づけるようにしよう。

 

 

 

 

 

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