2012年12月

 

 

 

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■再び信州へ

2012年12月16日(日)晴れ 

 

 

 

 

   
     

妹が諏訪の親戚の家に居候することになった。

本人の希望はもちろんだけど、今のまま実家にいても何も変わらないのは間違いないのと、お袋が行き詰まり気味と云うこともあって、お袋自身も悩んだ末に決めたようだ。

一番の問題は、お袋と妹のウマが合わないこと。

母娘なのにどうしてもっと本音で向き合わないんだろう?って思ってきたけど、理想とプライドと責任感が高く人に弱みを見せることができないお袋と向き合うのは、そnお袋の気質を見抜いた上でないと難しいのも事実で、あの妹にそれができるとは到底思えない。

そんなお袋だから、娘を自分の妹の家に預けると云うこともなかなか受け入れられないと云うか、人に頼れず甘えられない性格が自分を悩ませたとも思う。

 

それにしても、叔母の話では「1週間でも10日でも...。」だったのに、本人が用意した荷物の量は、それを見た瞬間ちょっと絶句した程。...と云っても今の彼女には「親戚の叔母を頼る」しか頭にないだろうから仕方ないとも思うけど、でもやっぱり何を考えているのかと疑ってしまうのも事実。

その妹(と大量の荷物)を諏訪の叔母の家に送り届け、その後お袋を連れて清里高原ホテルへ。

妹が実家に帰ってからおそらくずっと心のどこかで緊張を強いられ続けていただろう、叔母の家に妹を預けたからと云って気が休まるとは云えないけど、少しでも緊張感から解放されればと思って、カミさんと相談してサプライズで連れて行った。

 

清里高原ホテルがまだ富士屋ホテル・チェーンだった頃に、お袋自身も泊まったことがあるらしく、なかなか良かったと云っていたのでリラックスしてもらえるだろうと思って清里高原ホテルを選んだし、失敗しない自身もあったけど、まさか2ヶ月連続で泊まることになるとは正直なところ思っていなかった。(笑)

夕べ(昨日)は「また!」天気が悪く「星が見えない...。(泣)」と思いきや、露天風呂で夜空を見上げると満天の星。つい10分かもう少し前までガス?でほとんど見えない位だったのに。(笑)

でも今回の目的は自分たち自身では無かったし、食事は相変わらず美味しくて、さらに2ヶ月連続の利用だったせいか、他の宿泊の人たちと夕食のメニューが少し違ったり、なかなか良い思いをさせてもらったし、それ以上にお袋が少しでも喜んでくれればそれで十分だったし、今日は朝から天気にも恵まれ最高の景色も見ることができたから、それで十分だと思う。

 

妹は、あのような状態の場合環境が変わるとその反動が少なからずあると云う話もあるけど、何か少しでも変わってくれたらと思う。それには妹自身が自分の問題の本質を認知することが必要だと思うけど...。

 

 

 

 

2012年12月5日(水)晴れのち曇り 

 

 

 

 

   
     

先日神頼み...厄払いに行った八幡神社で「大的式」が行われると云うので観に行った。

 

弓は古来より邪悪を祓い平和を願う神器として敬われ、鳴弦、蟇目(ひきめ)、射礼等が魔障退散の儀式として行われてきました。現在も宮中で弓弦を鳴らす「蟇目の儀」が行われていることは皆様ご承知のとおりであります。(知らなかった...。)

武家においては、天下の邪悪を祓い、天下太平、国家安穏、家内安全を祈念して「蟇目」の儀式を行ってきました。

(八幡神社で行われる大的式は小笠原流で、その)小笠原流は源頼朝が鎌倉幕府を開いた約800年前に初代新羅三郎義光の玄孫、小笠原長清が弓の名手として高名をはせ、以来足利将軍の弓馬術の師となり、また徳川将軍家の弓馬術の師となって代々弓の流儀を伝え続けています。

現在は「蟇目の儀」を始め「大的式」「百々手式」等の古式に法った弓術を伊勢神宮、明治神宮、鹿島神宮、香取神宮など全国各地で奉納いたしております。(詳細はこちら)

 

先日厄払いに行った時に大的式開催のお知らせが張り出されていたのを見かけて、ちょっと興味がわいて見に行ったんだけど、なかなか厳かと云うか、素直に良いものを見せてもらったと思った。弓を放ち的を射ると云う式に、「邪悪を祓い平和を願う」と云う意味が込められているなんて想像もしなかったし。

神に縋ろう...なんて思いは無いけれど、これだけネガティブなことが続くと、ホントに神頼みでもしたくなる気持ちにもなる。そんな気持ちがあるからか、今まで全く関心の無かった神社での行事に関心が沸くようになったのは確かだ。

 

今年ももう12月、あと1ヶ月もすればまた新しい年がやってくる。

「悪い」運気は今年で全て断ち切ってしまい、本当に「良い年」を迎えたいと心から思う。

 

 

 

 

 

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