2012年9月

 

 

 

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■退院

2012年9月29日(土)晴

 

 

 

無事退院。

そもそも入院が検査目的だったので‘無事’って云うのもちょっと変だけど。

 

眼科の検査は、左下に少し異常があるけど、眼を動かす神経の作りからしても心配するほどのことは無いとのこと。まだ、正面より下は二重に見えるから、そのせいなのかな? それにしても眼科の先生(小森先生)は綺麗な先生だったな。(笑)

 

病院に向かうときはとてもじゃないが両目で歩ける状態じゃなかったけど、。帰りはまだ違和感はあるけど片目を隠さず歩くことができるようになった。ちょうど「おかしい」と自覚する前日と同じくらいの感じだ。

違和感は、まだ少し左目と右目の見え方にズレがあるからだと思う。停まっているものを見る分にはあまり気にならないけど、自分が動いているときや、動いているものを見るときに感じる。

それでも少しずつ回復しているのは確かだから、少し気長に待つと云うか。

退院の前に、先生から「再発などの心配はほぼ無いと思うけど、おかしいなと思ったら直ぐに診察を受けてくれ。」と。明確な原因がわかってないから断定はできないのだろう。

 

最終的な検査結果は10日後の10/9(火)、関根先生の診察日に説明があるとのこと。その時には「もう大丈夫です。」と云えれば

 

写真は病院の風呂場から見えた夜景。

髄液を抜いた木曜日の夜は入れなかったけど、水曜日と夕べは普通に入浴。まさか病院のお風呂でこんな夜景が見れるとは思わなかったし、ちゃんとしたお風呂だった(当たり前?)から、なんだか妙に気持ち良かった。二度と世話になりたくはないけど。(笑)

 

 

 

 

■3日目

2012年9月28日(金)曇り

 

 

 

昨日午前中に髄液を抜き取り。

あちこちで+看護師の人にも「痛い」と聞いていたのでちょっと緊張していたワリに、事前の麻酔も髄液を抜く針もそれほど痛みを感じなかったのは良かった。 自分の身体が鈍いのか、先生の注射が上手いのか...。(笑) 

ところがその髄液を抜いた反動で酷い頭痛に見舞われた方がきつく、ロキソニンを出してもらった程だった。

髄液の検査(一次?)では、ギラン・バレーの心配は無いとのこと。昨日位から‘ズレ’が小さくなってきている気がするから、もしかしたら一過性の神経麻痺だった可能性 もあるとか。

今日は眼の精密検査、まぁこれは念のためなんだろうけど。二重に見える前にもあったけど右目が充血しているのが少し気になるし。...とは云ったものの、大した検査でも無かったような。確かに今まで受けたことのない検査だったけど、内容は「見え方」検査だ。

 

夕べはカミさんが来てくれたけど、「たかが検査入院で」と云うのと、「春日部から遠い」と云うのとで、なんか申し訳ない気持ちで。逆の立場だったら自分も病院まで行くんだろうけど。

でも、最初は「たかが検査で入院かよぉ...。」って思ったけど、結果的に入院で良かったのかもしれない。気になることが無いと云えばウソになるけど、その一方で気持ち的に入院が‘印籠’になって割り切っているのも事実だし。まぁこれも、(たぶん)大きな病気とかが見つからなかったからこんなことが云えるのだろうけど。

 

写真は病院内にあるTULLY'S、朝イチで水筒を持ってコーヒーを買いに行くんだけど、自分の眼と足で歩いて行けるってすごく幸せなことだと、つくづく思ってる。

 

 

 

 

■検査

2012年9月26日(水)曇り

 

 

 

昨日の1週間ぶりの診察で、MRIは問題無い、でも症状は変わらない、もう少し調べる(原因を特定する)と云うことで今日から検査入院。

めんどくせぇ...と云う気持ちと、まぁしかたないか...と云う気持ちが半々。

学生の頃、虫垂炎で入院(薬で治まっちゃった)以来の入院だけど、あの時だって「なんだか下っ腹の痛みが半日以上続いてる」で病院行ったらそのまま入院だったっけ。今回の入院も検査とは云え入院は入院、一気に病人扱いされてる感じがして複雑。(いちおう病人なのか。)

 

午前中に入院手続きをして、眼科での眼の検査と心電図、視力もしっかりしているし問題ないだろうけど詳細検査をしますだって。

心電図は、入院の場合はお決まりの検査らしい。

でも、眼の検査+心電図も午前中のうちに終わってしまい、午後は何にもすることがない。

メインは明日の骨髄検査なんだろうけど、その検査だけで終わる保証はどこにもないから、入院して検査しましょうと。今日がヒマなのは最初から想定していたけど、怠いわけでもないし熱があるわけでもないし、それでもベッドの上でジッとしているって云うのもなんだかなぁ...。

 

肝心な「見え方」は何となく少し収まってきた気がする。もちろん遠くを見れば相変わらずカンペキに二重に見えるけど、真正面かつ3〜40cm位の距離なら両目でどうにか見られる感じだ。だたしジッと見つめる位しかできなくて、タイプする文字を両目で追うことはまだムリみたいだし、少しでも横にそれると相変わらず二重に見えるけど。

 

それにしても、部屋に来てから何回‘病状’を聞かれただろう?そんなに珍しいのか?(笑)

でも確かにここは内科病棟だし、眼以外は何ともない健常者(あえて云えば咳が出る程度)にしか見えないし、きっと分身1号とあまり変わらないカワイイ看護師さんも「看護計画書」なるものを持ってきて説明してくれたけど、説明も困るだろうなぁこれっぽっちも患者らしくないしね。(笑)

 

でもまぁ、ヒマだと云いながらこうやってPCいじってられる位だから少しガマンだよな。←自分に言い聞かせてる。

 

 

 

 

■その後

2012年9月24日(月)晴れのち曇り

 

発症からちょうど1週間。

 

モノの見え方は、良くも悪くも変わりなし

咳の出方も変わりなし

 

ここ数日、眼球の周りが何となく痛い。特に視線を動かすと痛みが出る感じ。

 

明日は1週間ぶりの診察。

まずは咳が治まらないことを訴えたい、本末転倒な気もするけど。

 

 

 

 

経過の整理

2012年9月21日(金)曇り

 

9月7日(金)、つまり2週間前の今日の夕方頃から急に発熱、38.8℃前後で、発熱は9日(日)までの間、上がったり下がったりを繰り返して徐々に治まった。

 

熱が下がった後も若干怠さは残っていたけど気にするほどでは無かった。

気になったのは、右目がやたら充血していた(そのワリに痛くも何ともない。)のと、目やにが異様に多かったこと。

 

怠さが治まった9月12日(水)かその翌日頃から咳が出始め、一気にひどくなった。市販の咳止めを飲んでもほとんど効かなかったのが少し気になっていた。 そして9月16日(日)になってもいっこうに治まる気配が無かったので、市内の当番医にかかって薬を処方してもらう。たしかその時は37℃位の熱だったけど、頭痛などは無かった。

処方してもらった薬...抗生物質と咳止めを飲んでも治まる感じがしないなぁ...と思いながら、それ以外は特に無し。

 

最初に「おかしいな」と思ったのは、その日の午後に買い物に出たときだった。なんか今イチ視点に違和感を感じたけど、それほどひどいモノではなかった。

「モノが二重に見える」と認識したのは9月17日(月)の朝だったと思う。そして咳 もいっこうに治まらなかった。

その日の午後、眼科で見てもらったが異常なし。と云うか見てもらった眼科がタコで、‘レンズ’の部分以外ここではわからないと言い切られた。まぁ普通の視力検査とかは問題ないことがわかっただけでも良かったけど。

帰宅後、ネットで「モノが二重に見える」を検索してみると、自分と同じような症状がけっこう書かれてた。そして「フィッシャー症候群」と云うヤツを見つけてけっこう不安に。 その一方で脳の障害ではなさそうと云うこともわかった。

どっちにしてもかなり不安なので、翌日会社の隣にある東京都済生会中央病院に行くことに。そして片目で見ればなんとか普通に見えるので、眼帯をしたのもこの日の夜からだった。

 

9月18日(金)9時過ぎに病院に行く。紹介が無い場合は「選定療養費(自費)」3,150円」が必要と云うことだったけど、そんなのはどうでも良く、 診てもらえるなら問題ない。

受付を済ませ内科の窓口で簡単に症状を話すと、神経内科の先生をアサインしてくれた。

予約外だから待たされるんだろうなぁ...と思ったワリにはそうでも無かったかな?スマホで時間潰ししてたからかもしれない。

見てくれたのは関根先生と云う若い女性の先生、今思えばすごく丁寧に診察してくれたと思う。

 

問診票に@咳が止まらない Aモノが二重に見える、と書いたので最初は咳の診察。呼吸や喉の状態、レントゲンと血液検査から特に問題は無いので気にしなくて良いだろうとのこと。(そのワリに今でもまだ引きずってるけど...。)

「モノが二重に見える」方は、手足のしびれや動きの問診や、眼の動き、膝、アキレス腱の反応をチェックしてたから。たぶん最初からギラン・バレー症候群を疑っていたと思う。

「モノが二重に見える」こと以外に顕著な症状は特に何もないこと、CTの画像でも脳(大脳、小脳)には異常が見られないこと(ただし眼の動きを司るのは脳幹部分なのに対して、CTは脳幹の撮影を苦手とするらしい。)から、経過観察とMRIを撮りましょうと云うことに。

ただし、その時の状態が進行の途中なのか回復に向かっているのかは断定できないので、もし身体に何か変化が起こったら24時間いつでも良いから神経内科の先生に連絡することと、念を押された。

一度自社に戻ってから、浜松町の「メディカル・スキャニング」(だったかな?)に行ってMRIを撮ってこの日は終わり。ちなみに済生会のMRIは予約でいっぱいだけど順番待ちしてる余裕はないので外部で撮ることになった。

ちなみにMRIは(も)初めてだったけど、「ガガガガガガ」とか「ギャンギャンギャン」とか「ジジジジジ」とか、まるでビルの解体現場で寝っ転がっているような気分だった。

 

その後、今日まで大きな変化は無いけど「二重に見える」度合いは大きくなったような気もする。そして片目生活はやっぱり極度に疲れるし、咳が収まらないから夜も熟睡できず、なんかもうマイッタ...しか思い浮かばない感じ。こうしてPCをイジれるくらいだからまだ良いけど。

 

 

 

 

■マジ?

2012年9月18日(火)曇り一時雨

 

 

 

先々週末、夏バテなのか久々に熱を出した。金曜日の夜から日曜日まで。

月曜日はまだ余韻が残っていたと思うけど週の半ばにはほぼ回復、けれどそれと引き替えに咳が出るようになった。

今回の咳はなかなかガンコで未だに治まらない。

そして、日曜日頃から急に視界がおかしくなった。最初はピントが合わない感じで「なんかおかしいなぁ...。」と云う程度だったけど、その後、モノが二重に見えていることに気がついた。

片目で見ればどっちの眼も普通に見えるのに、両目で見るとまるで寄り目をしたような見え方。

昨日、眼科に行って見てもらったら「ウチで見れるのは眼球の表面だけ。」、それって眼科じゃないじゃん...とりあえず視力に異常がないのはわかったけど、帰ってきて調べてみたら、「ギランバレー「フィッシャー」 、うそ、マジかよ...。ちょっと、いやかなり凹みモード...。

「フィッシャー症候群と云うヤツはギランバレー症候群の亜種とからしいけど、どっちの場合も「神経内科」、会社の近くの済生会で見てもらうことにした。

 

片目で見れば問題ないから眼帯で強制的に片目を隠して出勤、片目ってこんなにバランス悪くて疲れるの?って云うくらい。

一度出社してから、実質会社の隣にある済生会病院へ。行ったついでについでに見てもらおうと、問診票に「モノが二重に見える」に加えて「咳が止まらない」と書いたら、受付のオバサマが「まずセブンイレブンでマスクを買って着用してください。」、ハイハイわかりました...がこの写真。あと耳隠したら日光の猿だな。(笑)

予約/紹介無しの‘飛び込み’で行ったから待ち時間が長いのは仕方ない。でも思ったよりは待たなかったかな?

ひととおりの診察を受けて、血液検査とレントゲンと脳ミソのCT。

咳が止まらないのは肺のレントゲンも特に異常は無く血液県産結果も心配する事はないとのことで、5種配合?の咳止め薬が処方された。説明には「気管支喘息、気管支炎、風邪などの咳を抑え、気管支を広げ呼吸を楽にします。」ん〜効いてくれ、たのむ。

 

咳はそれで一安心なんだけど、肝心の「モノが二重に見える」は血液検査の結果も脳ミソのCTの結果も特に問題は見つからないとのこと。ギランバレー症候群に見られる諸症状のチェックもあったけど自覚症状も無いし先生の診断でもそんな感じ。ただ、CTでは眼をコントロールする脳幹がよく見えないのでMRIも撮ることに。CTですら初めてなのにMRIもやることになるとは。

ただ、先生に念を押されたのが、少しでも末端(手足)に異常を感じたら直ぐに連絡をしてくれとのこと。ギランバレーの可能性は低いと云ってもゼロではないと云う意味。

 

きちんとした病院で最初から神経内科の先生にしっかり見てもらったことで、気持ちは少し落ち着いたけど、原因や治療と云う意味ではなんの結論も出てないし、昨日以上に‘離れ具合’が進んでいる気もするし、いつまでつづくんだろう?このへんてこな視野状態。って云うかホントにギランバレー症候群だったらどうしよう?どうしようって、どうにもならないし完治しない病気じゃないらしいけど...。

 

ふと、「なんでオレばっかりこんなネガティブなことばっかりあるんだ?」って思った。

 

 

 

 

■手続き

2012年9月12日(水)晴れ

 

先週金曜日夜からの発熱(夏風邪?)がなかなか治まらない。

疲れてるのかなぁ?

この夏は心身とも120%稼働みたいな事が続いたからかなぁ?...なんて事を少し考えつつ。

 

 

今日、彼の奥さんが旦那さんの退職の手続き(の説明を受け)に来社された。

ふたりの子供達も「お父さんが働いていた職場を見たい。」と言う希望があり、奥さんと一緒に来られた。

 

手続きの説明が30分ほどで終わり(後は奥さんが自宅で書類に記入したり、戸籍謄本や住民票を取り寄せたりして会社等に返送してもらう。)。後は基本的に奥さんが書類に記入して、必要書類を揃えて返送してもらうだけだから、会社の立場として自分が出る幕はきっともう無いだろうと思う。

 

奥さんとメールで日程調整のやりとりをしているとき「少し淋しいです。」と書かれていた。

確かに旦那さんの「生きてきた証」がひとつずつ消えていくようなものだろうから、そう感じてしまうのもムリはないと思うし、自分も親父の会社に何度か足を運んだ時のことを少し思い出したりもした。

奥さんは市の臨時職員として保育士の仕事に就いていたらしいけど、退職し今年いっぱいは家にいるとのこと。

子供達は夏休みも終わり、普通に学校に通っている様子だった。

パッと見は、少し落ち着いたように見えた。「見えた」だけだろうけど。

 

お父さんが働いていた職場を見て、子供達はどういう印象を持ったんだろう?

少なくともドラマに出てくるようなカッコイイIT企業のイメージはさっぱり無縁な職場だからなぁ...。でもそんなのは関係無いんだろうな、自分もそうだったし。

 

奥さんの心身の疲労はこれからだろう

ふたりの子供達が、どれだけお母さんを(気持ち的に)助け、少しでも明るい家族でいてくれるのか。

そんな心配が頭をよぎる今日この頃だ。

 

 

それにしてもこの夏風邪には参ったな...。

 

 

 

 

2012年9月3日(月)晴れ

 

なんか、もう9月

疲れたな、この夏は。

 

一昨日の土曜日、彼の四十九日法要、納骨が無事行われたそうだ。

 

 

 

 

 

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